家族会設立の趣旨

 事故や病気によって入院し、命をとりとめ、退院して社会復帰をするときに「どうも様子がおかしい」と思う後遺症に、私たち家族は苦しみ、悩んでおります。具体的には「集中力がない(長続きしない)」「物忘れをする」「感情の起伏がはげしい」といったことが上げられます。

 このような状態は、頭部への怪我や病気による一時的な状態であろうと考え、いずれ仕事に戻れば今までの生活に戻るであろうと思っていました。しかし、これらの問題は解決せず、なかなか社会復帰が出来ないまま現在にいたっています。

 このような状況になって、役所・施設・保健所・病院など様々なところに相談してゆくうち、最近話題となっている頭部への怪我や病気による後遺症「高次脳機能障害」の症状と非常に似ていることが分かりました。同時に、「後遺症の知識」「どのように接してよいか」「会社や周囲の方々の理解が得られない」「これからの生活について」「どこに相談してよいか分からない」と悩んだり、苦しんでいる方が多くいらっしゃることが分かりました。

 同じような悩みを抱えている私たち家族同士が、手を携えてゆく会にしたいと思います。そして、このような問題について多くの方々から理解していただき、「高次脳機能障害者」であっても社会復帰が出来るように。「地域リハビリテーションの場所」や「自立した生活が営めるグループホーム」の設置などを目指してゆきたいと思います。

 この趣旨についてどうかご理解を頂き、1人でも多くの方が参加してくださるようお願いいたします.

平成13年2月 高次脳機能障害者家族会

ある覚醒体験!

白取春彦さんのケアノート「突然苦しさ消えた ー 父の介護やるしかない」(読売新聞)(リンクはここ)「事実を認める、ありのまま受け入れる」、というある日突然の覚醒体験が記されています。

家族会員による文集「希望」はこちらから

岩手県安代の「希望の丘」への研修旅行はここ